2010年02月01日

ポジティブ思考とネガティブ思考

俺は人にポジティブだと羨ましがられることがある。

たしかにそうかもしれない。

どんな人でも落ち込んだり悩んだりするもんやけど、俺の解決策は2つあって。

一つは「しんどいなー」って感じた時ほど積極的に人に会うことにしてる。おもいっきり笑うし、笑わすし他者の協力も得ながらだがそうやって自分の心の均衡を保ってきた気がする。

あとはやっぱり、自分の哲学というか「気持ちの持ち方」は、なんだかんだやっぱり重要やね。


今日はポジティブ思考の話。


俺も昔は意外なことに些細なことを気にしたり、くよくよ悩んだりする引き篭もりのネガティブタイプだった。


そんな俺がネガティブな人からポジティブな人になったのもきっかけがあって、昔ある上司にこんな例え話をされたことがある。


「水の無い砂漠の真ん中で、水筒に半分の水が入ってある」


「ああ・・・半分しか水がない」と悲観するのか、「まだ、半分も水があるやないか」と前向きに喜べるのか。

同じ事実に直面しててもポジティブかネガティブな思考の選択によって今後の生き方が変わる。「どうせなら前向きな方がええやろ!」と上司は輝く笑顔で俺に語った。


単純やったんやろうな、俺。この話に素直に感銘を受けた。


「ポジティブって素晴らしい」とだけ思い込んでたのが俺の20代ポジティブ思考。

悩むことは愚かなこと、とにかく何でも前向きに捕らえたら悩みなんてなくなるやんかと。


無駄に前向き20代。



んで、三十路も半ばになった現在、俺の中でポジティブ思考に若干の変化が現れてきた。


例のポジティブ例え話を冷静に振り返ってみても。





水のない砂漠の真ん中。水筒に水半分だけ・・・・・











「わーい♪水が半分もある〜\(^▽^\)」



















ってこれ、ポジティブっていうより、

ただのアホじゃないか?
















20代の俺はポジティブアホティブと名付けることにした。



チっあの上司め・・・。

砂漠で水半分。

ただ悲観するのも良くないが、喜んで前向きに捕らえるのも不正解だと思う。
この場合とにかく全身全霊で悩みながら「この状態でどう生存するのか前向きに考える」が正解だろう。




三十路の俺も基本的にはポジティブなのだが、悩むことは愚かではなく、今は、

「悩んでも良い」と考えてる。



若輩ではあるが、歳を重ねたことで「悩みや葛藤の後には必ず成長が待っている」ことに気づいた。それもやっぱりきっかけがある。


The darkest hour is always just before the dawn.(夜明け前が最も暗い)をリアルに体験した話。

俺も色んなことにめちゃくちゃ悩んで疲れていた時期があって、魚釣りが唯一救われる癒し空間だったわけだ。

アウトドアの好きな人ならわかると思うけど海や山の夜は実は夜明け前が一番真っ暗闇になる。


夜釣りは、海も真っ黒、空も真っ黒。もう上なんか下なんかよくわからんだけに視点の定まらん状態で「ぼーっ」とモンモンと人生について悩んでいた。


すると夜明け前の一瞬、さらに真っ暗闇(真紫)になったのだ。「えええ?」って思うとパーッと山の間から日が昇り明るくなってくる。

空を見上げる、なんだか、いつもより明るい。新しい朝が来た♪ってこのことかいな・・・

釣竿持った俺の手は魚もかかってないのに震えてるし、涙なんかもポロポロ溢れてきたもんな。

自然から教わるって良く言ったもので、実は人生も「うわー真っ暗やな」と思ってる時ほど実は夜明け(明るい)に近づいてるんじゃないやろかと思える。

そう思えることによってずいぶん気が楽になったし、悩みを一つ抜けるごとに成長というか新たな自分も実感できた。



悩んでいる人は多いと思う。

人によっては、なかなか解決しない出口の見えん悩みかもしれんし、先が見えない真っ暗闇かもしれん。


まぁ、いっぱい悩めばええと思う。


ただし、「夜明け前が一番暗い」。
その悩みにはいつか必ず出口があること、出口を抜けると絶対に成長している自分がいることを信じて「ポジティブに悩め」ばいいと思う。



ちなみに俺の今の悩みというか、20代のアホティブの代償として得た辛い格言をひとつ。








「またあとで、またあした、つもりつもって 今の自分」





ちくしょーーっ!!ひとつも成長しねー
posted by ぺっくん at 04:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月30日

不況と副業

不景気で先行き不安な日本。

サラリーマンの友人も会社から「中国に出稼ぎに行け」と海外転勤のお達しがあったり、給料が大幅削減され結婚が流れた奴もいる。


本当に大変な時代。

俺が購入してるビジネス雑誌も、サラリーマンの給料だけでは生活できん時代だから「副業特集」ばっかの異常事態。


しかし、仕事がうまくいってる人は本来ならサイドビジネスの必要はないはず。


以前、某地方で仕事の取引先とタクシーを拾った日のこと。


俺:「○○まで、お願いします」

運転手さん:「はい」


ここまでは、まぁ普通のタクシーだった。


運転手さん:「ところで、お客さんの名前はなんて言うの?」

俺:「はぁ?」


タクシー乗ったらさっそく自己紹介しなくちゃならない条例でもできたのか。

ただ、聞かれたからには応答責任として無視するわけにはいかない。



俺:「・・・○です。」


運転手さん:「違う、違う(笑)苗字じゃなくて、下の名前を教えてくれよ。」








なんだ運転手、俺と親友になりたいのか?



素直に下の名前を教えると、運転手さんが一言。


「ああ・・あんたは、ちょっと変わった性格の人間だよね?」


ぶしつけに何を言ってくれるんだ。


運転手さんはおもむろに助手席から分厚い本を取り出して、聞いてもいない俺の性格から、今後の運勢まで語りだした。

なんでもこの運転手さん「姓名判断の占い師」だという。たたみかけるように、


「あなたは、基本的に疑り深くて人を信用しない傾向があるね。人間嫌いでしょ?」



おいおい、空気読めやっ!

まだ関係が浅い取り引き先の前で俺の人格破綻を言うのか?



この運転手さん完全に空気が読めない人でズケズケ思ったことを言葉に出す。助手席の診断本を見ながら俺の方に振り返って話すことに忙しく、たのむから前を向いて運転してくれと願う。


ひとしきり、姓名判断を終えると、モードが変わり何だか自慢話みたいなのを始めだした。
何でも放送業界では有名らしく某有名番組の番組名もこの運転手さんがつけたという。


運転手さん:「俺は、こう見えても有名な占い師で、放送業界からは引っ張りダコやねん。一般人はまぁ診ないわな」

勝手に自分から名前を聞いて勝手に占ったくせに、あたかも俺達が「このタクシーに乗ってラッキーだったな」と言わんばかりの上から口調に少しムッとする。


運転手さん「俺レベルの占い師はそうはおらんで・・」

もう、完全にどや顔で語る運転手さんではあるが、一つだけ占いは当たっている。


そう、俺はアンタを疑い信用していない。



業界で当たると評判の凄腕占い師が、


















なんで副業(タクシー)やってる?

細木和子がコンビニでアルバイトやってるか?




目的地に到着後、運転手が一言。

「兄さん、やっぱり金運とか仕事運、性格も名前で決まるねん。なんか、さっぱりあかんな〜って思ったら改名するのも手段やで」








まずは、アンタが変えなさい。








posted by ぺっくん at 04:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月28日

映画「アバター」を観た(ネタバレ無し)。

今、何かと話題の映画「アバター」を観に行った。


最近は劇場で観たいと思える映画が少なくなって、もっぱらレンタルDVDばっかだったが、抜くことはないと言われていた、あの『タイタニック』の歴代世界興収記録を早々と抜いて1位となったとのことで、これは久々に劇場に足を運ばなあかんということになった。

また、大迫力の3D映画ということも魅力の一つ。


実は俺が小学校の頃に一度、映画館で3D映画を観たことがある。



記念すべき初3D映画のタイトルは、







「ボクはオバQノンキなオバケ」


オバQの無駄に3D映画。

小学生の図画工作のような赤と青のセロハンメガネをかけて鑑賞するプチ立体映画。日本中が浮き足立ったバブル期らしいタイトルそのままの何ともノンキな映画だった。


あれから20年。


入り口でゴーグルのような特大メガネを手渡され「精密機器なので扱いにご注意」と係りの人に喚起される。図画工作のセロハンメガネから20年で精密機器になった。


話題作だけあって劇場の中も観客がいっぱい。


俺の隣には、かなり高齢のお爺ちゃんが馬鹿でかいゴーグルメガネをかけて座っていた。お爺ちゃとゴーグルのミスマッチ。

貧弱な和風ロボコップみたいないでたち。

ただ、お爺ちゃんになっても映画好きな人はこの手の映画も観るんやなと妙に関心。


で肝心の映画なのだが、観てない人もいるので内容は伏せておくが、まぁ、映像だけでもお金を払う価値はある。


ハラハラドキドキのド迫力の3D映像。


台湾では鑑賞中に興奮のあまり脳卒中で亡くなった人がいたとのことなので、隣のお爺ちゃんが鑑賞中「うぉ!」っと叫ぶたびに、




違う意味でもハラハラドキドキしてしまう俺。


このジェームズ・キャメロン監督、「タイタニック」の時もそうなのだけど、娯楽映画の中にも伝えたい監督の哲学が盛り込まれている。今回のアバターも映像だけではなく、ちゃんと観た後に考えさせられるメッセージが盛り込まれていた。


「アバター」に関してはレンタルDVDよりも劇場の方が絶対にお勧め。レディースデーとかレイトショーとかお得な時間でいいので必見する価値はあるかも。
posted by ぺっくん at 00:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月25日

出会いと別れ

以前、天然ボケのオカンから唐突に聞かれた一言。


「なぁ、ペット買うんやったら、犬と馬どっちがいい?」


なぜ「馬」をペットのカテゴリーに入れたのか理解に苦しむが、とりあえず馬に乗って買い物に行くオカンを見たくないんで、即答で「犬」って応えた。


俺もオカンも動物が好き。


クワガタムシやカエルは飼っていているのだが、本当は人間と心が通う犬や馬を飼いたいって気持ちは今もある。

魚類や昆虫、両生類は基本的に人間にはなれてくれない。

まだ、「餌をくれる人」として認識してくれるぶんだけマシなのだが、ウチのバジェットカエルにいたっては俺のことを「餌をくれる人」というより



俺、そのものをエサと思ってる。



もう、どう考えても俺を捕食しようとする動きなので、たまに本気で勝負してやろうかと考えてしまう。

カエルがTシャツの中に入って人間と友達になるなんて本当に漫画の世界でしかないのだ。


ただ、小学生の頃セキセイインコを飼っていて、こいつに関しては本当に心が通った動物だった。名前を呼べば飛んできて肩に止まってくれるし、ヒナから育てたので俺を親と思い込んでいた。

ただ、ペットもいずれ死ぬわけだ、寿命は人間よりはるかに短い。結局ウチのセキセイインコも死んでしまったのだが、あの時の痛みは長い間引きずった。


鳥よりも人と心が通う犬も寿命が決まっている。いつか「悲しくなる」ということが分かっているからこそ飼うことに躊躇してしまう。


人との出会いだって、いつか必ず別れがあって、別れが怖いからって出会いを避けるってのもツマラン生き方なのだが、人生において辛いリスクは少ないにこしたことはない。


そんなわけで、心が通うこともないし、俺を捕食対象としてる歪んだ関係ではあるのだが、とりあえずカエルを心から愛そうと思う。


posted by ぺっくん at 11:50| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月22日

子どもへの説明

ここ最近、思うところがあってコミュニケーション論、人間関係論、集団、組織論などちょくちょく勉強している。

なるほどと思うところも多い。

会議にしても研修にしても、始まる前にファシリテーターは参加者に対してこれから行なうことの目的や考えられる成果を説明してみんなでゴールを共有することが大事だという。能動的になってもらうためには、ちゃんと目的や意義など参加者に納得してもらう説明は必要になるんだ。

ふと考えたら、子どもの頃は大人から何も説明されずに、ただ言われたことだけを毎日やっていたなと思う。

子どもだから説明しても理解できないだろうと大人は思ってるかもしれないが、ところが俺は子どもながらどうしても納得できないことがあったのだ。


幼稚園の頃に「その行為をすることによって一体何になるのか」と感じさせた強烈な思い出とは・・・

















乾布摩擦。

kanpu.gif


俺の当時の心境。

真冬の運動場、雪がチラホラ降ってる。服を着てても震えるほど寒く吐く息が真っ白だった。


幼稚園の俺(寒いねんから、部屋の中で遊ぼうや)


そんな、状況の中、俺たちは全員パンツ一丁の裸にされた。

幼稚園の俺(え?え?何の罰ゲームなん??)


すると先生から全員タオルを配られ、


「はーい!みんな寒いでしょう?



なのでタオルで体をゴシゴシしましょう〜!」







幼稚園の俺





ちょっ!お前はアホやろ??


幼稚園の頃に先生に感じた軽い殺意。
それやったら服着させてや、なんで体ゴシゴシなんや!


寒さのあまり泣き出す友達もいた。
ただ、マジで寒いから必死に体をタオルで擦った記憶がある。


先生「えらーい、ぺっくんはがんばって擦ってるよ!みんなもガンバロー」


幼稚園の俺

(そんなんちゃうねーん!)


あの時期に戻れるならホンマ児童虐待で訴えたいくらい。

この罰ゲームが真冬の間はずっと続いてて、すっごく憂鬱だった。タオルがすっごく嫌いになった。今は無くなったのかなアレ?


乾布摩擦に限らないですが、何でも言うことを聞く子どもだからこそ、その意味を丁寧に説明して、しっかり理解させることは必要なのかもしれませんね。


posted by ぺっくん at 03:34| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月18日

このままだと俺はどう進化するのか?

ビデオカメラを持って現場を走り回ってた頃から一転、最近は室内に篭っての編集作業が多くなってきた。

寒いからええわ〜って思ってたのも最初のうち。いろいろとしんどいことが出来てきた。

●目がめちゃくちゃ疲れる。

一日中、酷いときで20時間くらいモニターと睨めっこするのだから目の乾きがハンパじゃない。瞬きするのも痛いくらいで、乾き目用の「トロリ」でさえ生ぬるい。
蜂蜜を目に入れたくなるほど潤いが欲しい。両目の瞼の下がずっとピクピク痙攣してて、すべての笑顔が引きつり笑顔。


●体が痛い。

同じ姿勢でずっといるから腰が痛い。首も痛い。
一番痛いのが尾骶骨。
椅子に座っても胡坐をかくクセがあるので足も痺れている。
すべての動作に「アイゴ!」と言ってる俺に気づく。



●電磁波浴びすぎ。
FMラジオやテレビが電波障害おきるくらいの「電磁波」を放出する業務用機材達に囲まれてるので何か非常に不安。
このまま電磁波浴びてるとそのうち、俺の力で「サトウのご飯」程度なら温めれそうな気がする。


●超運動不足

ずっと座ってるので完全に運動不足。
トイレでおしっこした後、なぜか息切れしてた。
けど、動かなくても腹は減るので食事量は同じなので、太った!一方で筋肉が落ちたぶん足は細くなっている気がする。


こんな状態がずっと続くことはないと思うのだが、仮にこの状態で
60歳まで働き続けると俺は間違いなく進化すると思う。

まず、
@疲れ目と慢性の寝不足で基本は常にトローンと眠そうな瞳

A腰や首が痛いので、首と腰が強化される(ってかなくなる)

B動かないので当然メタボ体系。手と足は使わないからドンドン細くなる。

Cストレスと代々続く呪われた遺伝で毛髪が乏しくなる。

D電磁波浴びすぎてなんとなく愉快な感じになってる。


これらをまとめると、60歳の俺はどう進化するのか?
















HumptyDumpty.jpg

完全にハンプティダンプティ!

posted by ぺっくん at 03:44| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

超常現象VS心理学

超常現象を心理学の視点で説明しようとする講演会に参加してきた。

超常現象は俺の大好物なジャンルの一つであり、俺自身どう考えても説明できない不可解な体験は一つや二つだけではない。

なので俺は超常現象は肯定派。

しかし超常現象を否定する専門家から話を聞いてみるのも悪くなかろうと俺の知的好奇心がうずき、数ヶ月前からこの講演を申し込んでいたのだった。

講師は某大学の心理学教授。プロフィールを見るかぎり心理学会の中でも高名な人らしい。

会場は200席ほど。

ご老人が中心だがほとんど満席だった。

講演内容はというと、「予言」、「虫のしらせ」、「デジャビュー」、「占い」、「臨死体験」、「幽体離脱」、「ドッペルゲンガー」、「ラップ音」、「心霊写真」、「テレパシー」、「人魂」、「オーパーツ」、「エクトプラズム」などなど・・・いわゆる超常現象といわれるメジャーなものからマイナーなものまで列挙してすべてを科学で説明した。


実に興味深い内容であった。

なるほど〜と思うのもあったのだが、「う〜ん」と納得ができない説明もあった。

例えば、臨死体験や幽体離脱は「脳の酸素不足」による幻覚が原因だそうだ。本当か?

ドッペルゲンガーは「対象化された自己が実体として知覚され・・・」が原因。

デジャビューは「記憶の構成的性格の現われ・・・」が原因。


ダメだ・・・まず何言ってるのかまったくわからん・・・


しかしこの教授、
「超常現象を歴史的にみると、天文学は占星術、科学は錬金術が母胎になってる。残念ながら今は超常現象のすべてが科学で説明することはできないが研究を重ねることで今後の科学の発展につながる」とかなり謙虚な姿勢。


古代から超常現象は存在していた。確かに科学が発展することで超常現象の領域は狭くなった一方で科学の領域が広くなっている。ただし狭くなったとはいえ現代の科学では解明できないこともあるのだ。

超常現象を真っ向から否定する傲慢な態度の某教授とは違うところに好感が持てた。


教授が講演を終えて質疑応答タイム。

すでに「場」の空気は超常現象は「科学で説明できる」という雰囲気で充満している。

しかし、ここは大阪である。


まず一人目のお婆さん。


お婆さん:「先生、私は小学校4年生の頃にフワフワ浮いている人魂を見ましてん。ほんでその人魂は不思議と恐怖心が無くてワーって付いて行ったら・・・・







近所の葬式の家に入って行きましてん!」


教授はこの90分の講演はなんだったんだという感じで苦笑い。


教授「昔は土葬が主流でしたが遺体の対内からでるガス(リン)が燃えて人魂になったという説があります。ただね・・・その人魂が葬式に入ったってのは、何というか科学者の立場としては・・・」

科学者らしい回答。ただ相手がご老人ということもあり、教授もハッキリとは否定できない様子。



しかし、この人魂の目撃はまだまだ序の口。


その後の質問者に教授はガクゼンとする。





お爺さんが手を挙げる。



お爺さん:「先生・・・ワシは先月











壁をすり抜けて隣の部屋に行くことができきましてん!」


教授は顔が青くなり汗が出ている。


お爺さん:「なんか、不思議なことに、この日は壁が半透明やって向こうが見えてましてん。ほんで壁の中、通れるかなっ思ってやってみたら隣の部屋にすーっと行けましてん。まず頭から入って最後に足・・えらい婆さんがびっくりしてましたわ!」
教授がポケットからハンカチを取り出し額の汗を拭いている。


お爺さん「また、違う日は信号無視してもうて、車にひかれる瞬間にワシの体をすり抜けて車が走っていきましたわ」


本当に善良で誠実そうなお爺さんで嘘はついていないようである。


俺は教授がなんて応えるか楽しみになった。

まさか、この世のあらゆる物体は分子でできているので、ごくまれに分子と分子の間を擦り抜けて・・・と言うのかな・・・・



教授はグっと水を飲みほすとお爺さんの方に向かって一言















教授:「いや〜、不思議なことって世の中にはあるんですよね〜」


最後の最後に超常現象の勝ち!


この90分の講演はなんやったんやろうか。






posted by ぺっくん at 02:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月20日

かぶる。

俺は基本的にファッションやヘアスタイルに無頓着である。

許されるならば一生、ジャージ&帽子だけで過ごしてもいいくらいである。


ただ、そんなファッションに無頓着な俺でもなるべく気をつけていることがある。


それは、


ユ●クロで服は買わないこと。



理由は“かぶる”から。


たしかにユ●クロは、安いわりに種類も豊富だし服は丈夫だし本当にモノはいいと思う。あっちこっちに店舗もあるだけに、そりゃユ●クロで買うわな。

俺も何枚かはユ●クロのTシャツを持ってる。丈夫なだけあって長持ちしてるからついつい着てしまう。



こないだも、信号待ちをしていたら道路を挟んだ俺の正面に中年のオッサンが立っている。おっさんのファッションは



半パンにユ●クロの車の絵柄の黄色いTシャツ。



もう、上から下まで完全に俺とかぶっていた。



しかも運悪く背格好から体格まで俺、そっくりだからカブリに拍車をかけている。



道路を挟んで対面で信号待ちをしているものだから当然、お互いの姿を見詰め合って意識しまくっている。



非常に気まずい。


かといって踵を返して道を変えても「かぶってるのが嫌で逃げた」と思われるのも違う。ずっとソワソワしながら信号待ちをしている。

一方のオッサンも俺の方を見ないように上見たり下みたいなんかモジモジしてるし・・・


信号が青になった。



そのかぶってるオッサンとすれ違う。


超気まずい。


俺は右を見て、オッサンは左を見て、お互い意識しまくりでなるべく目を合わせないように、めっちゃ不自然なのだが何とか無事にすれ違った。


信号を渡りきりホッとして後ろを振り返ると、ちょうどオッサンも俺の方に振り返ってて、お互い慌てて目をそらしたりして、なんか思春期の両想い中学生みたいな感じで非常に気持ちの悪いおっさん2人。



これが反対側の信号で良かったものの、もし、同じ場所で並んで信号待ちをしてたとしたら、はた目から見たら








やたら仲のいい中年兄弟って思われてた


背筋が凍る。

短パンに黄色のおそろいTシャツ。

我ながらなんて気持ちの悪い兄弟なんだ・・・・・


もう、こんな想いをするのはコリゴリなんで、できるかぎり人とかぶらない個性的なTシャツを着ることにしよう。


いっそう、自分で作ってやろうかな。
posted by ぺっくん at 02:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月14日

ビデオレンタル屋でクイズ大会

近所のビデオレンタル屋が半額の日なのでDVDを借りに行ったら、店内で大騒ぎしているおっちゃんがいた。


どうやら、このおっちゃんお目当ての映画を見たいらしいのだがタイトルがわからないらしくて、店員を巻き込んで大騒ぎしていたのだ。


とにかく態度と声が大きいおっさんで、見ているだけで気分が悪い。


だけど、若い真面目そうな店員とこのおっちゃんのやり取りが妙に面白くなってきたので、しばらくやりとりを見ていた。


店員A:「あの・・・タイトルがわからなければ、せめて内容だけでも・・」



おっちゃん「ああん?内容?あれや、あの・・・














「めっちゃ強い奴が大暴れする奴や!」


内容、超アバウト。


アクション映画コーナーのほとんどが「めっちゃ強い奴が大暴れする」し。お手上げだ。



しかし、この若い店員は真面目に考える。






店員「ゴジラ?」



プっと噴出しそうになる俺。

たしかにこのおっさんのキーワードにはぴったり当てはまるけどゴジラと来たか。


おっさん「ちゃう、ちゃう、怪獣とかそんなん違うねん!」


店員A:「洋画ですか?」


おっさん:「おう、外人や。」


店員A:「あの、主役の俳優の名前はわかりますか?」



おっさん:「おう、あれや!あの・・・おるがなあいつ









あの金髪のでかい男前や!」



うんざりするほど超アバウト。


洋画には金髪で長身の男前なんてクサルほどいるぞーー!!


店員A「強い奴が大暴れして、金髪の男前ですか・・・うーん」


おっちゃん「情けないやっちゃの・・おい、お前も、ちょっとこっち来い」

もう1人の店員も手招きして呼びやがった。


店員A「金髪の強い男が大暴れする映画ってわかります?」


店員B「ロッキーちゃいますか?」


おっちゃん「ちゃうってロッキーやったら、わしロッキーって言うがな。」

「あと、子どもとか出てくるわ。ほんで子ども守ってその強い奴が悪い奴と闘うねん。」


店員A、店員B、「・・・・・・・」

俺「・・・・・・・・」



もう、クイズみたいになってる。





(!)



おっちゃん「パート3とか4とかあるねん」


店員「ええ・・・シリーズものですか?」



俺(おおっ。ビンゴ!!確かにシリーズもの)



このおっちゃんの超アバウトなキーワードから俺が導き出した映画はこれしかあるまい。


金髪で屈強な強い男が子どもを守るために闘うシリーズ物映画といえば!



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ターミネーター!!


その後もおっちゃんが色々アバウトなキーワードを出す。アバウトながら何となくターミネーターのキーワードである。

早く店員気づいてやれよ!


おっちゃん「ほら、有名な音楽もあるやん」



店員、二人の前で映画のBGMらしきものを口ずさむおっちゃん。昔CDショップでタイトルわからん客が定員に歌ってるの目撃したけど、本当にシュールな絵だ。


ただね俺の中では、ターミネータやと思ってるから、有名な例のBGM「ダダダ・ダダダン♪ダダダ・ダダダン♪」がおっさんの口から出ると思ってた。



なのに、







何?そのムード歌謡みたいなの。


おっちゃん「あ、ミスターXかな?頭ツルツルのデブで覆面かぶった泥棒が出てくるわ!」


ターミネーターにミスターXなんて名の禿げた泥棒なんて出ません。


完全に振り出しに戻った。


店員A「すんません!全然わかりません!」


結局、店員がギブアップして、なんの映画かわからないまま、おっちゃんは、意外とあっさり諦めて「ロッキーもええな」ってロッキーの2と4を借りて出て行った。


ああ・・気になって仕方が無い。


1〜4くらいのシリーズ物で金髪の長身で男前の強い男が子どもを守るために悪い奴と戦って大暴れ。ミスターXというハゲでデブの泥棒が出てきてBGMがムード歌謡の洋画。



知ってる人がいれば教えてください。
posted by ぺっくん at 04:24| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

旅に出た。

先日、一泊二日で丹後松島の間人(たいざ)ってとこに行ってきた。


間人といえば冬になると蟹で有名。
すっごい中途半端な時期ではあるが、釣り好きの俺としては海以外の旅は考えられないので、日本海側で魚影の濃い丹後半島を選んだのである。


ただ、天気予報は二日間とも雨。

最近、会議やら打ち合わせに限って晴天なのはなぜだろうか・・・

仕方が無いのでベタな観光に切り替えた。


一日目。

ぶどう狩り

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受付でハサミとバケツ、虫除けスプレーをもらってほとんど貸切状態でブドウを狩った。

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こんな感じのブドウがたくさん実ってて甘いのなんのって10房くらい食った。しかし、だんだんと飽きてくる。

味に飽きてきたのではなく、狩るのに飽きてきたのだ。

ただ、実っているブドウをハサミでむしり切ってブドウを食うだけの繰り返し。釣り師=ハンターの俺としては退屈でしかたがない。


“狩り”と言うのだから、せめて−





ブドウが逃げてくれればもっと楽しいのに。


あと、のどかな場所にも行ってきた。

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4万本の色鮮やかなコスモス畑と俺って思いっきりミスマッチだと思うが、「野に咲く〜♪」って裸の大将のBGMさえあれば、まんざら俺もミスマッチでは無いようだ。


ここでは初めて手作りパンとバター作りにチャレンジ。

パン作りって難しいがとっても楽しい。

俺の中では「ドラえもん」パンを作ったつもりだったのだが、焼き上がってみると






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古代の部族が呪術か何かに使う仮面のようなパンができてしまった。


形は奇妙でも味はバツグンに美味しかった。手作りパンは今度、家でもやってみたい。


さて、旅の楽しみといえば食い物。

蟹の季節では無いにせよ、魚やエビや豊富な海の幸を堪能。



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(夕食)


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(朝食)


何がすごいって、ここに出てくる魚介類は全部、旅館の素潜り名人である漁師さんが取ってきたもの。

食事中、「失礼します!」ってその漁師さんが部屋にやってきた。かなり年配の方だが、たくましい体に真っ黒に日焼けしていかにも漁師さんらしい。


俺の方を見るなり


「あなたも漁師か何かですか?」


「いや、俺が黒いのは内臓からですわ」


俺の祖母は済州島の尼さんだった。DNAレベルで俺から何か感じるものがあったのか、漁師さんは部屋から出ようとせず延々と話を続ける。

毎日、海に潜っていること、どこに魚が寝ている場所、ご飯は晩御飯しか食べないこと(夢中になってて食事を忘れる)


あげくの果てにその漁師は俺の部屋で柔軟体操を始めだした。しかもタコのように柔らかい。


年齢を聞いてみた、ぶーっと米を噴出しそうになる



88歳。


90歳近い年齢で毎日、深海に素潜り?

森光子と同じ怪物。


70年以上、毎日海に潜ってるそうだ。

腹が減るのも忘れるくらい夢中になって海に潜り続ける。

「だって毎日、海に潜るのが楽しくて仕方がない。何よりお客さんが喜ぶ顔も見たいしね」

90歳近いおじいさんが子どものように無邪気に笑う。

心から長生きして欲しいなって思った。



二日目。

大阪まで帰りがてら天橋立に。ベタな観光でなんだか恥ずかしい。

ここって日本三景だそうである。


ただ、俺的に一番驚いたのは、
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情緒あふれる昔ながらの橋。




ところが、この橋、川に船が通ると

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根元のモーターが作動し、平行に回転しだすのだ。船が通るとまたウイーンとモーターが作動し何事もなかったように橋に戻る。



情緒も何も無い、ハイテクな橋。なんか複雑な気分になった。











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アサリ丼を食った。美味かった。



何で旅行ってこんなに食えるのかって不思議になるほど二日間食った。

心なしか写真を見比べると一日目より二日目の方がぽっちゃりしている。





続いて伊根の舟屋ってとこに行ってきた。


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釣り好きならヨダレが止まらないほどの好釣り場。

晴れてたら間違いなく釣り糸をたらしてたやろうな・・・


伊根町は面白くって家に船のガレージがありそれを舟屋という。

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周囲5キロメートルの湾に沿って230軒くらい舟屋があるから壮観だ。


舟屋を見た感想はただただ羨ましい。

ベランダから釣りをするのは俺の長年の夢だったし、朝起きて一階に船なんて夢のような家じゃないか。身をよじりたくなるほど舟屋が欲しい。



ただ、ガレージに入れるのは今のところ


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白潮丸しかないのだが。





続いて車を走らせ兵庫県出石町に行ってきた。


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伝統や風情のある街並が並びすっごく良いところである。

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このような伝統家屋がずらーっと並んでいる。時代劇のセットのような家だが人も住んでいるのだろう。

ただやっぱり伝統を守ると言いながらも古い家屋だろうから、内心はリフォームしたいんやろうなCMの三井ハウスみたいな家を建てたいて思ってるんやろうなって勝手に住んでる人の心を想像してみる。


そんな中、新築の家を発見。






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やっぱ空気を読んだ家。




あと出石と言えば出石そば。



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なんと薬味はウズラの卵でなく鶏の卵、それにトロロ芋。理由は知らんが5皿に分けられたそば。



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もう、最高に美味い!


よし!もう一軒だ〜!

はしご酒ならぬはしご蕎麦。


ただ、周辺だけでたくさんの出石そば店がある。片っ端から食っていきたいとこだが「わんこそば大食いチャンピオン」でも無いかぎり難しいだろう。


鶴橋の韓国料理屋も当たり外れがあるように、地元の人が知っている美味しいお店ってあるはずだ。


聞き込み調査として老舗の煎餅やさんで、笑えるくらいの特大チーズおかきを購入し気がいい店主に蕎麦屋の情報を聞いてみる。

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「入り組んだ路地に普通の家っぽい蕎麦屋さんがあるからそこに行ってみな」


煎餅屋の主人に言われたとおりに行くと、本当に普通の家のような蕎麦屋さんが現れた。親戚の家に入るように家の中に入る、歴史のあるお店のようだ。かなり期待できる。


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やっぱり卵にトロロ芋。

しかしその味は



大当たり!


蕎麦屋はどこも同じではないことを改めて知った。その後もおかわりして、最初の店とあわせて20皿は食った。これ食ったらコンビニのざるそばは食えなくなるな。




今回は初めて釣りをしない旅行であったが、ベタな観光やグルメもたまにはええもんやと思った。

京都丹後〜兵庫出石コースはマジでお勧めでした。





posted by ぺっくん at 02:10| Comment(9) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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