2010年08月27日

はるおさん

俺は二十歳ごろから、なぜかおっちゃんの友達が多くよく遊んだり飲んだりした。


同世代の友達よりも人生経験を積んでるぶん話も本当に面白かったのである。


その面白いおっちゃん達の中でも、特に面白いというかすごい不思議な人がいて、今でも時々思い出してしまう。

そのおっちゃんを俺は「はるおさん」って呼んでた。

50歳くらいのおっちゃんで、どっからどうみても



水野晴男そっくり。
haruo.gif



あまりにもそっくりなので俺は「はるおさん」と愛着を込めてよんでいた。



見た目が水野晴男ってのですでに十分面白いんのだが、この人の面白さはその行動であった。


はるおさんの服装はだいたいビシっとスーツを着ているのだけど、頭は何故かいつも真っ赤な野球帽をかぶっていた。


晴男顔にスーツに野球帽ってだけで、ふつうの人は小一時間くらいは笑えるのだけど、この人の本当に面白いところは

















野球帽の上にタケコプターのようなプロペラがついていた。

ちょうどポンキッキーのムックみたいなプロペラである。


別に空を飛びたいわけではなさそうだが、野外にいるときは常にプロペラがグルグル回るのだ。


はるおさんは別に気にするわけでもなく普通に話しているけど、急に突風が吹いてそのプロペラがすっごい勢いで回りだすと、はるおさんは満面の笑みで






「うーん、いい風だ」
とつぶやく。


あれから10年以上経って、はるおさんとはまったく会ってないのだけど、風が強い日にははるおさんを思い出してしまう。














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2010年08月17日

せみ

まだ、毎日クソ暑いが、朝に聞こえるセミの声が少なくなってきた。

セミの大合唱が減ってくると夏ももう終わりか・・・と思えてくる。

ただ、俺の子どもの頃(25年くらい前)は、今よりもっとセミがいたような気がする。やっぱ大阪も都市開発で木などの緑が減ってきたからなのかな。


連日の猛暑にセミの減少。これも環境破壊の一環なのかなと思う・・・




ただ、セミに一言いいたい。


いくら木が減ってきたからって
















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ウチの自転車のここに止まらなアカンほど木には困ってへんやろ?




ベルの代わりに鳴いてくれるか?











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2010年08月07日

屋根裏にいる謎の生物

最近、うちのベランダに毎日スズメが遊びにやってくる。


チュン、チュンと聞こえる鳴き声は、一日中、早朝のような変なリズムにさせられるが作業机から見えるスズメの愛らしい姿は、ちょっとした癒しにもなる。


できれば近所のスーパーマーケットにあるツバメのように巣を作ってくれればちょっと楽しいのだが。

tubame.gif


そんな感じでスズメの訪問を楽しんでいる我が家であるが、ある日、屋根裏からコツコツコツと音が聞こえる。


「スズメって屋根裏にも入ってくるのかな?」って連れ合いと話していた。


コツコツって音が2本足のスズメの足音だと思っていたのである。


ところが、ある日コツコツコツの足音が変化した。




タッタッタッタッー




連れ合い:「ちょっと!このスズメの足音は2本足の音ちゃうで!」


2本足でない?・・ってことは・・・














yata.gif

ついに我が家にも八咫烏が!!!





次第に足音が激しさを増し


ドドドドドーーガッシャーン(何かにぶつかる音)


この音には聞き覚えがある。

幼少の頃に住んでいたボロ家の屋根裏から毎日聞こえてきたこの音は・・・















nezu.jpg

お前かっ!!!!


何を隠そう俺はネズミは苦手である。ゴキブリや蜘蛛などの害虫は大丈夫なのだけどネズミだけは身震いするほど怖い。


こうなったら、昔からネズミに詳しいある意味ネズミ駆除の専門家である


ウチのオカンにアドバイスを求めに行った。



昔、ボロ屋に住んでた頃、屋根裏に潜むネズミの気配を感じるたびに、「曲者っ!!」と言わんばかりにホウキの柄で天井を叩いていたオカンである。



ちなみにオカンもネズミは苦手である。



とりあえず、ネズミらしき音が聞こえること、対応策としてはネズミ駆除のシートはネズミが掛かった後の処理が怖いから、ネットで調べたネズミが嫌がる超音波装置の設置を検討している旨をオカンに伝える。



なんでもこの超音波装置は人間にはまったく聞こえない無害の超音波がネズミにだけダメージを与えるという優れものらしい。


最初、その道の師匠のように黙って目を瞑り俺の話を聞いていたオカンが、超音波装置の話を聞くと「カッ!」と目を見開き




「超音波装置は絶対にアカン!!」

と烈火のごとく反対した。



俺:「な、なんで超音波はあかんの・・・?」



オカンの話では、俺もまったく記憶にないのだが、俺が幼少の頃、例のボロ家にネズミ駆除用の超音波を仕掛けたことがあるらしい。




超音波装置を設置して一週間。



ネズミは相変わらず縦横無尽に屋根裏を駆け回っていたという。




その代わり・・・・・・















逆に俺たち母子は謎の目まいと頭痛でダメージを受けていた。


俺にいたっては激しく嘔吐。








オカン:「あんたは超音波に弱いねん!!」





・・・・俺は本当に霊長目ヒト科なんだろうか。




音は聞こえるもののラットサイン(ネズミの毛や足跡・フンなどの痕跡)はまったく見当たらないので、確実に「ネズミ」だといえないのが救いではある。


では、いったい屋根裏に潜む生物はなんなんだろうか・・・



どうか、どうか・・・・・・























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アリエッティでありますように(泣)





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2010年08月04日

未来の孫

夜に自宅の電話が鳴った。

携帯電話が中心なんで自宅の電話が鳴るのは、はんまに久しぶりだ。


俺:「はい、もしもし」



相手:「もちもち?」


電話の向こうから、聞き覚えの無い年のころで3、4歳の可愛らしい男の子の声が聞こえてきた。


俺:「・・・もしもし?」















相手:「もちもち・・・お爺たん?」


俺「・・・えええ??」



相手:「お爺たん、あんな〜・・」


まだ、子どももいないのに、いつの間に孫ができてしまったのか・・・



・・・もしかしたら、23世紀で生きる孫が勉強もできないスポーツもできないダメ少年。自分がダメ少年になったのは21世紀で不甲斐なく生きているお爺ちゃん(俺)の責任だと考えた未来の孫からの救い手の電話か??




遂に我が家にもドラえもんが!!!


なんてバカな想像してニヤニヤしながら幼児からの間違い電話に対応した。


未来の孫はなんやらゴニョゴニョ話している。本当にかわいい話し方だ。


きっと本当のお爺ちゃんは、孫からの電話を楽しみにしてるだろうな。早く本当のお爺ちゃんに電話させないと。


俺:「もしもし、あんな、お爺ちゃんとちゃうよ(笑)」



未来の孫「・・・お爺たん、ちゃう?・・・








そしたら誰??」




うっ!意外に難しい質問。



俺はいったい誰なんだ。


未来の孫:「なぁー誰?」



俺:「僕はねー・・・



僕、ドラえも・・・(ガチャン!!・・プープープー)」


切られた・・・・・


あれから本当のお爺ちゃんと話はできたんだろうか。





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2010年07月20日

階段落ち。

久しぶりの更新。


久しぶりといえば、先日自宅の“階段”から落ちてしまった。大人になってずいぶん経つが階段から落ちるなんて小学生以来である。


階段で足を踏み外したという生易しいものではなく、階段から落ちてしまったのだ。




しかも最上段から・・


まぁ、ええオッサンが、ええ感じに階段を転がってるわけです。















おそらく、鎌田行進曲レベルで。

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素敵なことにウチの階段は長いうえにかなり「急」である。ほんで階段の下はすぐにコンクリートの玄関になっている。


事故をした人は経験あると思うけど、生死にかかわるような出来事って時間がゆっくり感じられる。


当然、この時のおれも「生死」にかかわる階段大車輪状態。階段を転がっている時間はほんの数秒だけど、俺にはすっごくゆっくり感じられた。



この時は転がりながら頭の中は「ヤバイ、ヤバイ、玄関がヤバイ」と危険信号が点滅中。

コンクリートの地面にこのスピードと勢いで頭を叩きつけられたら下手したら死んでしまう。



気がつくと目の前にコンクリートの地面が!!


学生時代に熱心に練習に打ち込んだ柔道。


その中でも特に俺の柔道やその後の人生で使うことはまず無いだろうと思いながらも、何故か毎日練習して体に染み込ませたマイナーな技術がある。



まさかこの年齢になってこんな技術が役立つなんて・・・・




















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必殺前受身!!!


なんとか地面に顔面殴打だけは免れたが、額と膝を思いっきりぶつけて、その勢いのままドアに突っ込んでいった。


口の中いっぱいに血の味が広がる。軽い脳震盪を起こしていることはわかったが、無事のようなので、とりあえず




「銀ちゃんかっこいい〜!!byヤス」

と叫びたかったが、凄まじい音で駆けつけた顔面蒼白の連れ合いが目の前に立っていたので叫ぶのはやめた。


階段から何か大きな荷物を落としたのかと思ったら俺が落ちてきたので驚いたとのこと。そりゃそうや。


あまり心配そうなので笑顔を向けて「おれ、歯ある?」って聞いてみた。


どうやら唇と目の上から流血はしたがそれ以外に特に大きな怪我もなくて一安心。


恐るべき、前受身。


なんでもスキルは身につけとくべきだね。



ちなみに、階段からは落ちたが、この話に「オチ」は無いのであしからず。


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2010年05月21日

誕生日プレゼント

つい先日、35歳の誕生日だった。


遂にサザエさんのマスオさんや穴子さんの年齢を超える中年のオッサンになってしまったのだが、キムタク(37歳)、福山雅治(41歳)のように年々かっこよくなってるのを見ると中年も悪くないなって思う。



・・・・思うぐらいはいいじゃないか。



さて、もっぱらウチの家庭は誕生日プレゼントを物品として受け取る文化がない。お互いの誕生日に普段食わない美味いものを食うってのが恒例になっている。


今年は焼肉を腹いっぱい食してきた。


ちなみに、ありがたいことに誕生日にはウチのオカンも義母さんもオレの誕生日プレゼントをくれるのだが、これもしっかり「食い物」である。



義母さんは、大量の手作りのミートボールに、鳥の照り焼き。


本当に料理の上手な方で大変、美味しくいただきました。


ただ、ウチのオカンについて一言。










丸ごと一匹、蒸したニワトリってどういうことやねん?



オレは山賊のお頭か?


まぁ、山賊のように夫婦でむさぼり食ったけどね。


いずれにせよ、オレが喜ぶと思って想いを馳せてくれた食い物誕生日プレゼント。オカンにも義母さんにも感謝しきれないのだ。
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2010年05月17日

とんでもなくヤバかった・・・

実は金曜日の夜から非常にやばいことになっていた。


金曜の夕方に韓国料理店で母親と連れ合いと三人でサンギョップサルという豚の焼き肉をたらふく食ったその夜のこと。


なんの前触れもなく、いきなりの高熱。


とにかく寒い。関節という関節がすべて痛い。


食中毒か?と思ったが連れ合いはぴんぴんしてるからそうではなさそう。嘔吐も下痢もないので違うはずだ。



とりあえず常備薬の風邪薬を飲んでベッドに入る。

ところが、寒くて全然寝れない。


体温計を計ると39度近い高熱。


普段の36.5度の時はムカツクほど暑いのに、なんで39度になったら逆に寒くなるんだろうか。

毛布も布団も2枚かぶっても重いだけで俺の寒気はまったく止まらない。この時期に寒くて歯がガチガチ鳴るのなんて・・・

少し寝ては寒くて目が覚め、少し寝ては関節が痛くて目が覚める。まったく熟睡できない。呼吸もできなくてずっとゼエゼエ、ハァハァ・・・もし一人暮らしだったら間違いなく泣いてる。


んで、面白いことに、俺の場合ここまで熱が出れば意識はあるのに幻覚が見えてしまう。(これまで生涯3回経験)


この夜に見た幻覚で覚えてる幻覚が2つ。


@どっかの村の酋長さんに「豚を食うと豚インフルエンザになるんだよ」って苦くて長いタバコを吸わされた。

Aその苦しみは軽量日までだからって、釣りしてるおっさんに勇気付けらる。

Bなぜか俺が東京ドームの管理人で鍵を持ってて、東方神起のコンサートがあるから、熱のある俺の変わりに誰か空けて欲しいって願ってる。


一度寝たら像に踏まれても起きないと言われるうちの連れ合いだが、隣でうめき声と高熱を発してる俺に













「もう〜、なんか暑い〜!」

とキレながら起きてきた。


これも幻覚であればよかったが、どうやらこれはガチだった(涙)


「・・・・・・・」


あまりにも弱ってる俺を見てさすがに異常事態に気づく連れ合い、「必ず朝に病院に行きなさい」と冷えピタを貼ってくれた後。



二度寝。



んで、絶好調に高熱のまま土曜日の朝、冬の服装でフラフラになりながら近所の病院に行く。

待合室が非常に混んでいる。めっちゃ不安。


手押し車を押すお婆ちゃんにすれ違い様、軽くぶつかられただけで、いい感じで吹き飛ぶ俺。傍目から見たらかなりシュールで良いリアクションにはなってたと思うが俺はガチ。


俺の調子が悪そうだと比較的若い男性が俺に席を譲ってくれた。


こんな状態の時に人に優しくされると





性別関係なく惚れてまう。



不安は的中。混んでるだけあって俺の名前が全然呼ばれない。

なんで病院は空気を読んでくれないのか、完全に俺は急患である。

待合室には妙に血色のいい爺ちゃんや婆ちゃん達が談笑してて、呼ばれたら「あいよ!」って舌出しておどけて診察に行く人より、まず虫の息の俺をなんとかして欲しいなって心で思ってるうちに、意識を軽くなくす。

看護士さんがユサユサ起こしてくれる。受付で計っとくように言われた体温計を見て看護士が「ええ?」って驚く。

体温39.8度。


「すぐ、ベッドで寝ながら診察まで待っててください。」

点滴の部屋で空いているベッドで横になる。


寒い、寒いとブルブル震えてると、“お婆ちゃん”みたいな看護士さんが、俺に湯たんぽと毛布2枚を持ってきてくれた。


こんな時、人にやさしくされると




年齢とか関係なく惚れてまうやろぅ。



受付から1時間30分後にやっと医者による診断。


喉や扁桃腺、胸など調べられる。医者が首をかしげる。


「うーん、普通の風邪じゃないみたいだね」

「うーん、一応、この高熱やから新型インフルエンザを調べてみようか・・けど今は流行ってないから大丈夫やと思うが・・」


世間が「スーパーファミコン」の時に俺はやっと「ファミコン」だったし、「小室ファミリー」も、今「YOUTUBU」を見ながら良いなって思ってる俺の人生は時代の流行から少し遅れてる。


新型インフルエンザも俺が流行から遅れることは十分ありえるのだ。


医者に綿棒で両方の鼻の中をホジホジされる。痛くて涙が流れる。


で、検査結果が出るまで高熱なんで、先ほどのベッドで点滴タイム。


点滴打ってる間もずっと寒い。ちなみに、ここでも変な幻覚を見た。

自分が実は実体ではなくて、ものすごく遠いところから脳だけで自分を動かしている。なので自分の考え次第で自分のビジュアルを次々に変えることができる・・・と思い込んでた。マジ高熱ってやばい。


しばらくすると点滴中にさっきの看護士が来て

「インフルエンザはマイナスだったので大丈夫でした。とりあえず、薬出しときますから」


インフルエンザじゃなければ、なんなんや・・・?とりあえずの薬ってなんや・・・?って思いながら帰宅した。


この日に人と会う予定は全部キャンセルさせてもらった。ベッドに入ると寒気は無くずいぶん楽にはなっていた。点滴はすごい。だけど関節と腰は猛烈に痛くてしばらく眠る。

夜に目が覚めると、また、楽になってる。薬はすごい。

ただ、頭はボーっとしてるし寒気は残ってる。けど、日曜日が締め切りの仕事があって机に向かう。普段よりも時間がかかったが完成。ボケてたのでクオリティーが心配だったが、次の日に確認すると何も問題なかったので一安心。

今日は本調子ではないものの、なんとかいつもの生活はOKとなった。


少しの熱なら「アクエリアス」のガブ飲みとバナナで治してたのだが、今回の高熱はとんでもなくやばかった。

で、本当に風邪だったのだろうか・・・








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2010年04月14日

大物を料理してやる。

前回からの続き。

旅行先の海で釣りをした。

色んな釣りがあるのだが、俺は基本的にはチヌ(黒鯛)を専門に狙うチヌハンターなのである。チヌはとにかく好奇心旺盛なくせに警戒心がすごい気難しい魚である。チヌにとってできるかぎり違和感の無い仕掛けを心がけている。なのでハリスという針に結んである釣り糸は1.5号のまあまあ細いラインを使っている。


紀州釣りという釣り方が好きなのだが、海水がまだ冷たいのでエサはシラサエビという生きえさを使用した。


ウキを眺めているとグっと沈む。ちなみにこの瞬間が一番、アドレナリンが出る。


「ガチっ!」と併せると確実にヒットした手ごたえ。ちなみにこの瞬間は満面の笑みなので、たぶん相当気持ち悪いと思う。


さあ、ここからが戦い。これまである程度、チヌは釣ってきたので引き方でチヌかどうかわかる。


ガツガツ頭を振りながら横に走る魚。竿がかなりギュンとしなる。かなりのパワー。


「ああああ・・・ボラ(チヌ釣りでの外道で臭い魚)か・・」


ボラはチヌよりパワーがある。かなりの落胆。竿がガンガン揺らされる。

少し巻いてはまた戻される強烈な引き。

この辺からちょっとボラじゃないかもと思い始める。

昔、大物がかかって糸を切ってから6年くらいは悪夢にうなされた。ボラでもなんでも切られるのが大っ嫌い。

ハリスは1.5号。リールのドラッグをさらに緩めて長期の格闘プランに方針転換。巻いては戻され、巻いては戻されでなかなか弱らない大物。
大チヌを弱らすのは空気を吸わすのだが、この大物はまず上がってこない。

さすがの格闘に周りのおっちゃん達(釣り人)が集まってくる。これでボラなら恥ずかしい・・・・

ゆうに30分くらい格闘。


ユラユラと魚体が見えると、サポート(網に入れてくれる人)をしてくれているオッチャンが叫ぶ。


「青物や〜!!!!」

俺を含めた全員で


「何いぃぃぃ〜!!!」

全員、劇画タッチの表情とセリフで、これが少年ジャンプなら絶対に次号に続く展開だ。

これは意地でも切るわけにはいかない。かなりのプレッシャー。さらに格闘は続きさすがに魚が弱ってきたが、同時に俺も弱ってきた。オッチャンたちの大きな声援や励ましがなければ心が折れてたかもしれない。


格闘すること40分。やっと釣り上げることができたその魚は



















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ハマチ!!!


タバコを吸うシブイおっちゃんが「長い間、釣りしてるが1.5号の糸でこんなモノを釣り上げた奴なんて始めて見たぜ」とこれまた劇画タッチに褒められる主人公の俺。



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どんなもんじゃい!!!

65cmあったので関西ではメジロと言う。


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その後、黒鯛もきっちり4匹釣り上げて、この日は大漁!


で、さっそく俺の魚料理が開始。釣り師は自分の手で裁いて初めて釣り師。釣った魚を奥さんに「料理して」ってのは俺の中では本当の釣り師ではない。

ちなみに俺の奥さんは魚を触ることができない!ただし食うのは大好き。

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チヌはお手のもので、サクサクとサバクことができる。
短時間でお造りの完成。

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甘くてコリコリの刺身。

頭とアラを使ってチヌの味噌汁。

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表面に脂が浮くくらい良いダシで、コレ飲んだら、しばらく他の味噌汁は無理。


しばらくハマチ三昧が続くこともあり、残りの三匹のチヌは開いて一夜干しにすることに決定。

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海水と同じくらいの塩水に小一時間くらい漬けて表面に軽く塩を振って俺愛用の一夜干しネットでベランダに干す。

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保存もきくし、タンパク質がアミノ酸に分解されるんで、かなり美味しくなる。数が釣れたらぜひ、一夜干しをして欲しい。
後日、焼いて食ったチヌ。想像を超えるかなりの美味であった。
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さあ、いよいよ、主役のハマチ。


ハマチは意外と身が柔らかいのとウロコがないので意外とサバキやすい。
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ただし、血がすごいのと内臓がグロいので無理な人はかなりきつい。

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俺はブラックジャックの愛読者だったので手術関係は無問題。

ただ、想像以上に脂なので包丁が切れなくなってくるので注意が必要。

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さすがにデカイだけあって身が多い。けっこうおすそ分けしたのに一日では食いきれない。

ハマチの刺身三昧。

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ハマチは二日目は身もさらに甘くなってて美味しいのだが、さすがに刺身だけでは飽きてきたのでチラシ寿司を作った。

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得体の知れない下の物体は頭に塩を振って一晩寝かせて豪快に網で焼いたカブト焼き。目玉周りは最高。おかずというより焼酎の肴に。

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下の怪しげなのは、刺身の身と頭以外の残ったもので作ったネギとハマチのアラ煮。

魚は捨てるとこはないくらい俺は全部食い尽くす。魚に対する感謝の気持ちだ。

アラ煮の美味しく簡単レシピは「エバラすき焼きのタレ」+「酒」+「水」+「生姜」+「お祈り」。

こんなに簡単なのに、家庭でできる料亭風アラ煮込みに。普通に魚の切り身でもOKなのでお試しあれ。

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こんな感じで魚を釣るのが楽しくて、めっちゃ美味しく食べて、面白い一日であった。





















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2010年04月02日

鳥羽に行ってきた(旅館編)

あわただしい毎日に一段落ついたので、三重県の鳥羽に行ってきた。


都会の喧騒を離れて、自然と触れ合いのどかなとこでホッコリするのが旅のいいところでもある。

桜は七分咲きと言ったところか、桜があって、松があって、鹿がいて、春らしく蝶も飛んでたり日本の風情ある景色。










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こんな心が洗われる穏やかな景色なのに・・・








あと、猪さえいれば「猪鹿蝶」じゃないかと花札の役がリーチでイライライする俺は人間的に問題があるのだと思う。



今回は旅館が面白かった。


ある老舗の旅館で山の上で海が見えるオーシャンビュー。建物は古いのだけど、ものすごく広くてとっても情緒が溢れている。

旅館は好きな部類。ただ、


今回の仲居さんはかなりヤバかった。


受付ですぐ「仲居さんが伺います」とのこと。

荷物を持って部屋に入る。まぁ、普通の流れは、部屋を見て、窓の外を見て「うわー綺麗な景色」、「広いなー」って感じでテンショが上げていると、「失礼します」って仲居さんがお茶を入れに来てくれて、世間話をしながら、夕食・朝食の時間、温泉のことなど一通りの説明を受けたあと、浴衣に着替えてくつろぐってとこがこれまでの旅館の流れ。



ところが、今回の旅館は、待てども、待てども





仲居さんがまったく来る気配がない。


来るって言ってたよな・・・・?


あんまり遅いのでフロントに電話。

すると、やっと「すいませーん、遅くなりまして」っと初老の仲居さんが登場。

なんか、衣服や髪型は乱れてるし息遣いが粗い。よっぽど慌てて走ってきたのだろう。忘れてましたとは決して言わず「忙しくて遅くなりました」とのこと。ちなみに、旅館に入って俺達以外の客とは出会っていない。


俺も色んな人間と出会ってきたので、ある程度初対面の人でも「どんな人なのか」というアンテナメーターは働く。仲居さんを見たのっけから俺の人物測定メーターの針が「変な人」という目盛りに大きく振れる。



まず、あまりにも滑舌(かつぜつ)が悪いのと訛りがキツすぎて何を言ってるのか、あんまり聞き取れない。とにかく満面の笑みなので歓迎してくれていることに間違いはなさそうだ。


で、色々話して理解したことは。

夕食と朝食の場所は違う部屋で用意しているので、そちらの方に移動して食べて欲しい。場所は追って電話で連絡するとのこと。


「朝食は何時がいいですか?」と聞いて来た。

旅行に行くときの二日目は、いつも釣りなので朝食は7時にしてもらっている。

「朝7時でお願いします」


仲居さんの表情が一瞬変わると


仲居:「なんでそんなに早いんですか!!!」


俺:「いや・・海の近くだし釣りとかしたいから・・」


仲居:「ちょっと早すぎますよ!」


そうなのかな?交渉の末、朝食は7時30分にしてもらった。


仲居さんが去った後、なんか変やなーっと連れ合いと笑う。しばらくテレビを見てると、部屋のTELが鳴る。


さっきの仲居さんである。


ただでさえ、滑舌が悪いのに、電話だとさらに聞き取れない。何度も聞きなおす。どうやら、食事の用意ができたから準備された部屋に来いとのこと。翌日の朝食の場所も電話で説明してくれる。


部屋の番号を言ってくれればいいのに、やたらと部屋の道順を説明してくれる。別館とか本館が増築されたやたら広い旅館なので迷わないように配慮してくれてると思うのだが逆に不親切。



そもそもスタートの基準がすべて男子浴場から。

普通、説明するなら俺の部屋からやろうがっ!


仲居:「夕食の部屋は男子浴場から一本目を右に曲がって、それで次の角を左。まっすぐ行くと税務センターがありますので、その横の階段を下りて・・・」


俺:「ちょっと、待って!税務センター?」


仲居「はい、税務センターです」


俺:「税務センターですか?」

仲居:「はい」


旅館の中に税務センターなんて施設があるのだろうか。老舗の旅館だから、お客さんに税金の相談を聞くサービスでも設けてるのだろうか。


まぁ、とにかく「夕食の部屋」を目指して「税務センター」を探しに部屋を出る。ちなみにスタートの男子浴場までの道順は聞いてないので自力で探さないといけない。


たしかに無駄にだだっ広い旅館で、使われていない施設や廊下などは節電の為に電気を落としているのでとっても暗い。なんか肝試しをしているような感覚である。古い日本人形とか鎧もあってマジで怖い。


なんとか男子浴場は発見したのだが、何度探しても、その「税務センター」とやらが発見できない。怖いは腹は減るはでイライラしてくる。
何度回っても税務センターではない。



!!!!!!!





この野郎、ここって「税務センター」じゃなくて・・
















「ゲームセンター」じゃないのか??


滑舌が悪いのにもほどがあるわ!



ゲームセンターの横の階段を下りると、案の定その仲居さんが立っていた。


「遅かったですね〜」


「・・・・・・・・」



で、食事の部屋に無事到着。


そんか感じだったので、食事もあんまり期待してはいなかったのだが、
以外に以外。


食事は最高だった!


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全部、写真に入りきれないくらいの豊富な料理の量。また、一つ一つの質がかなりいい。

松坂牛のバター焼き、伊勢エビを中心にした刺身の船盛り、ウニの炊き込みご飯と高級食材が並ぶ。


awabi.gif

新鮮なアワビ一匹を直火で焼いてレモン汁で食す。飲み込むのがもったいないくらい至福の瞬間だった。

大食漢で知られる俺と連れ合いの胃袋を十分に満足させてもらった。


で、普通は仲居さんが来て食器を下げていくなりして「めちゃくちゃ美味かったです」とか言ってコミュニケーションを図る。ところが食事を始めて2時間くらい経ってるのに、待てども待てども仲居さんが来ない。


もう、部屋に戻っていいのかな・・・・?


一応、フロントに「食事が終わりました」と連絡をして部屋に戻ることにした。


部屋に戻る道中、後ろから追いかけてくる仲居








仲居「客さん、まだ、お吸い物が残ってまーす!」


いくらなんでも遅すぎるやろが・・・・



仲居:「部屋にお吸い物を届けようと思いました」



部屋でお吸い物だけを啜る夫婦の姿って違和感あるだろうっ


デザートもあるらしく、結局、さっきの食事の部屋にもどってお吸い物とフルーツを食すことにした。


せっかくなので、仲居さんに頼んで夫婦ツーショットの写真を撮ってもらうように依頼。仲居さんはお客さんに頼まれることが多いので意外と上手に撮ってくれる。


ハイチーズ。「カシャ!」








見事に連れ合いの顔が画面から切れていました。



その後も、色々と仲居さんの天然ボケっぷりはすさまじく、見事に変な人ではあったがどこか憎めず面白い人であった。


食事も美味しく、部屋も広くて綺麗。総じて良い旅館だった。



次の日は恒例の海釣り。


俺の釣り人生で初の出来事に遭遇!!いったい俺の身に何が起こったのか?


衝撃の<釣り編>はまた次回(笑)






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2010年03月23日

絶対音感

絶対音感を持っている人は、どんな音に対しても音名を答えることができるという。

すごい能力ではあるが、日常生活で変な音には不快感を感じることがあるという。


俺には「絶対音感」はないが、猫の発情期の声が子どもの声に聞こえるように日常で耳に入る音が、まったく違う音として聞こえてしまって、気が散って仕方がない。

こないだは、台風かと思うくらいものすごい暴風と雨の音が窓の外からずっと大きい音が聞こえてた。



ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン、ヒュン(暴風)
タタタタタタタタタタタタタ(雨の音)

わはああああぁあああーーーー(風の音)


普通なら強い風と雨の音なのだけど、俺には・・・

















でっかいオッサンが縄跳びしている音にしか聞こえない。


俺んちの横で、でかいオッサンが懸命に二重跳びして「わはあああー」って叫んでる姿を想像しながらガクガクブルブルしてた。
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