2010年09月28日

邪道な場所

先日、久しぶりに海釣りに行ってきた。


釣り師は季節と潮、情報を頼りに釣り場を選択する。


この釣り場の選択も、これがまた楽しい。


しかし今回は本当に久しぶりだし、次にいつ行けるのかわからない貴重な一日。


なのでボウズ(一匹も釣れない残念な状態)だけは勘弁と、俺が選択した釣り場は







某海洋「釣堀」


そう、釣堀である。


釣堀は「邪道」である。


今までの俺は常に自然の荒海、天然の魚たちと格闘してきた。
高い入場料を支払って養殖でぬくぬくと育った「バカ魚」達を釣るなんて・・・
今までの俺のキャリアを汚すんじゃないかと忌み嫌っていた釣り場が釣堀なのである。



なぜ、そこまで嫌う釣堀を選択したのか?















もう、体がほてって何でもいいから・・・・

釣りたくて、釣りたくて、毎日身悶えしてたから。



釣堀はよほどの下手糞か運の悪い人以外は必ず一匹は釣れる。

俺のように小学校の頃から、海釣りを始め、「こんな広大な海に魚よりオッサンの方が多いんじゃない?」と思わせるような釣り師だらけなのにサムイ海。時には「まったく生命反応の無い修羅場のような海」にさえ、せっせとエサを撒いては釣り糸を垂らし、帰りはボウズで頭を垂らしていた。


そんな修羅場を経験してきた俺だから、魚がいることがわかっている釣堀で魚を釣るなんて










伝説のプロ雀士がお正月に家族と「ドンジャラ」をするようなもんだ!



前置きが長くなったが、某海洋釣堀にGOO!

スケジュールの都合で朝7:00から13:00までの勝負。



で、釣果は・・・・・























tyouka.gif

獲ったど〜


長い「フリ」だったので、この流れなら「ボウズ!」の方がネタとして面白かったんだが、釣れたものは仕方が無いので自慢させて欲しい。


いや、本当に釣堀は最高に面白いわ!


なんで、今まで行かなかったかというと、入るだけの入場料が1万円くらいかかるのね。

「一万円払って、もし「ボウズ」だったら・・・・」とチキン入ってただけの話。



さて

simaazi.gif

今回の目玉はシマアジ達。

養殖でも市場価格で10,000円〜5,000円くらいするらしい。

刺身用アジ類ではシマアジ→カンパチ→ブリの順に高い

4匹釣ったので20000円・・・入場料は余裕でチャラだ。




両目が¥マークの悪代官顔で魚を釣るのは初体験。


前々から釣りとギャンブルって似てると思ってて、ギャンブルが好きな人ってたいがい釣りが好きだし。もう、高級魚が釣れるっていうんで、俺も脳からギャンブル依存症と同じようなドーパミン出まくってるし。


そんな高級魚シマアジを完全にターゲットにしてたから、真鯛が釣れるたびに



「おい!また真鯛かよっ(怒)」と怒りの舌打ち



俺、ちょっとは冷静になれ。

・・・魚の王様だから真鯛。


いつもの海で真鯛一匹釣ったら狂喜乱舞やのに、ちょっと金銭感覚魚感覚がおかしくなってたわ。





さて、魚たちを調理。
釣った魚は自分でさばいて、調理してこそ釣り師。

釣ったまま、奥さんなり、母親なりに魚を押し付けるのは釣り師としては認めない。

ちなみに深夜からの仕込みだったので若干ナチュラルハイのノリノリ状態だった♪



houtyou.gif

やい魚たち、俺の名刀「白正宗(俺が勝手に付けた包丁の名前)」の錆にしてやる。




azi1.gif

魚は天然物が美味しいというけど、シマアジに関しては養殖の方が脂が乗ってて美味いらしい。

脂でかなりすべるので連れ合い専用のゴム手袋着用。


ところがゴム手袋に穴あけてしまい、高級ゴム手袋らしく連れ合いにめちゃくちゃ怒られて少し凹む。

「手袋よりシマアジの方が高級!」ってわけのわからん反論しなければ良かった・・・



azi2.gif

腹の中が脂肪で真っ白。

俺のメタボ腹の中も開いたらこんなのかと思うと、今すぐにでもビリーザブートキャンプをしたくなる。



azi3.gif

一匹目なのに脂で包丁が切れなくなるなんて初めて。
しかし、すっごい肉厚。



hasami.gif

キッチンバサミって超便利。
包丁がめんどくさい時はかなり活用している。



kawa.gif

アジ類の皮はこんな感じで手でむける。
これがなんとも快感で気持ちいい。

ちなみにカワハギの皮を向いたあとって。卑猥な感じで何か無性に照れてしまうのは俺だけだろうか?



aziiketukuri.gif

そんな感じで、シマアジの「姿造り」

居酒屋で注文したら高くて少しだけだからものすごい贅沢感があるね。


一口、食ってみる。


母さん、僕、魚って口の中で溶けちゃうって大人になるまで知らなかったんだ。


死ぬ前に何食いたい?って聞かれたらシマアジって即答するくらい美味い。



ほんで、真鯛の刺身も食ってみる。









真鯛、マズっ〜


いいから俺、冷静になれ・・・・




美味いものはみんなで食った方がいいってことで、どうせ食いきれないし、
近所に住む家族ごとに刺身セットを作る。次の日に配達。

右が鯛で左がシマアジ。まぁ豪華なセットである。

sasimimori.gif

うちの実家も連れ合いの実家も美味い、美味いと感動しながら食ってくれたようだ。

釣り師で良かったと思う瞬間。


で、それでも真鯛が余る。刺身はもう十分、喰った。


なので真鯛の料理といえば



taimesi2.gif

鯛飯を作った。


taimesi.gif

鯛飯って食べたことがなくて、「生臭い炊き込みご飯」ってイメージがあったんだけど、なかなかどうして、まったく臭みの無い上品な味で最高に美味かった。写真撮るの忘れたが、アラで作った「潮汁」と「アラ炊き」で料亭気分を堪能した。



釣堀「邪道」なんて言って正直スマンかった。


・・・・なんていうか俺、釣堀また必ず行きます(´-ω-`)

「¥」を釣りになーーー!








posted by ぺっくん at 02:10| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月15日

古き良き時代

今日、先輩の家にお邪魔させてもらった。


ものすごく尊敬する先輩で、何より「昭和」な雰囲気を持っている方で、夫婦そろって味のある昭和テイストで、住んでいるお家も昭和チックな和風、おまけに小さな子ども達まで完全に昭和な雰囲気。


なんだかこの先輩の家に来るとノスタルジックな心地よい気持ちにさせられる。


それで、その先輩の子どもへの教育方針がなかなか昭和で






テレビを見せない

ってことであった。

なるほど、低俗なバラエティ番組が増えている昨今、子どもの教育を考えたらテレビを見せないのも一つの教育なのかもしれない。


ただ、テレビを見たことのない子どもなのに好きなのは










アンパンマン

an.gif


ただ、テレビを見ないから、当然、動いているアンパンマンを知らない。

あの「〜愛と勇気だけが友達さ♪」という冷静に考えたら寂しい歌詞のアンパンマンマーチも知らないわけである。


もし動くアンパンマンを見せたら、この子達はどんなリアクションをするのかな?

俺の好奇心が高まる。


俺はiphoneを取り出し、アンパンマンの映像を映し出して子ども達に見せてやった。


子ども達がいっせいに俺のiphoneの周りに恐る恐る集まりだし


















正座して凝視。






pho_sel06.gif

もう完全に昭和


あんまり、凝視するのでテレビを見せない方針を出した先輩に怒られるかなと思って、恐る恐る両親の顔色を伺うと、
















両親達も俺のiphoneに興味津々



家族みんなでiphoneを凝視















rous1.jpg

完全に力道山の試合を見るために集まった街頭テレビ前状態になる。





親によって色んな方針があるけど、とにかく本当に仲の良い家族で古き良き時代って、こんあ感じなのかなってちょっと心が豊かになった




posted by ぺっくん at 04:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月03日

あるたずね人の話

なぜか、俺はしょっちゅう知らない人に道をたずねられる。

他にも人がいるのに何でいつも俺なんだろうかと思うが、これも一つの才能として受け入れ、道を知ってる限りは丁寧に説明してあげるようにしている。

この才能(?)は日本だけにとどまらず、外国に行っても道を尋ねられるし、前にも書いたが日本にいてもインド人に「美味しいカレー屋」を訪ねらて「逆に俺がお前にたずねたいわ」って思ったり、外国の観光客からもやたら道を尋ねられてしまうワールドワイドな才能なのである。


自慢ではないが







英語を話せるような知的な風貌はまったくしていないのに。


幸い韓国人観光客には、ある程度は道を教えることができて、世間話しをして仲良くなるくらいの言語能力はある。

英語はさっぱりだが俺の経験上「ストレート」「ライト」「レフト」「タクシー」「ステーション」この5つの英語でだいたいは教えることができる。


本当に困るのがそれ以外の国の言葉。


こないだ「イオン」で買い物をしていたら、前から鮮やかな民族衣装を身にまとったアフリカ系外国人観光客が俺の方を見ながらズンズン近づいてくる。


俺はあわてて目をそらす。


夏になると日に焼けて黒くなる俺は以前タイ人の観光客に手を引かれて観光バスの集合場所まで連れていかれそうになった経験がある。


さすがにアフリカまでは大丈夫だろうと、念のため腕の色を確認してみる俺・・・


アフリカ系の人、やっぱり俺の前で立ち止まり腕を広げ何やら話しかけてくる。

アフリカにはクワニャマ語とかンドンガ語とかチョクウェ語とかたくさん言語がある。




「○△×☆■×☆△○●〜」







ごめん、完全にナメック星の言葉にしか聞こえないや。


っていうか、イオンでこの言葉を知ってる人と出会う確立って低いと思うが・・・・



しかし、何だか本当に困っている様子のアフリカの人。


なんとかしてあげたい。



実は人間と人間のコミュニケーションは、会話で成り立っているのが20%で、実は残りの80%は言葉ではなく動作や表情でコミュニケーションが成り立っていると言われている。





「えーい、言葉はわからんが、表情や動作で理解してやる」

となったわけである。



あまりにも困った表情なんで他の観光客とはぐれたのかと周りを見ると、ジョーシン電気の前で同じ民族衣装をきた人たちが爆笑しながらオードリーの春日が出演しているテレビを見入っていたので迷子ではない。



困っているアフリカの人は両手に10円玉を1枚づつ持っていて俺の目の前に近づけ、その10円玉の裏と表を交互に向けながら、大声でずっと例の言語で話している。



動作を見る限りは














「タネも仕掛けもありませーん」

に聞こえてくる。



俺に手品を見せたいのか??






10円玉で連想してみる。


ふと、アフリカの人の横を見ると公衆電話があった。


(謎が解けた!彼は電話がしたかったんだ)




アフリカの人の手を引き、公衆電話前まで連れて行ってあげて、コイン入れを指差し、お金を投入し受話器を耳にあてがうジャスチャーをしてみせた。



アフリカの人は俺の一連の動作を静かに見ながら、笑みを浮かべて一言



















「NO!」とそこははっきり英語で否定。



相変わらず10円玉2枚をも持って何やら話してくるアフリカの人、それをずっと見て色々連想するが何も出てこない。


アフリカの人も何だかあせっている。



もう、あんまりわけがわからなくなってパニックになる俺。



とりあえずポケットに手を入れて
















俺が持っている10円玉とアフリカの人が持っている10円玉を交換。


双方の頭の中は「????」


動きが止まるアフリカの人。結局、お互いがまったく腑に落ちない表情のままお別れをさせてもらった。




しかし、あのアフリカの人は何に困っていたのだろうか、いまだに謎なのである。













posted by ぺっくん at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。