2009年11月19日

超常現象VS心理学

超常現象を心理学の視点で説明しようとする講演会に参加してきた。

超常現象は俺の大好物なジャンルの一つであり、俺自身どう考えても説明できない不可解な体験は一つや二つだけではない。

なので俺は超常現象は肯定派。

しかし超常現象を否定する専門家から話を聞いてみるのも悪くなかろうと俺の知的好奇心がうずき、数ヶ月前からこの講演を申し込んでいたのだった。

講師は某大学の心理学教授。プロフィールを見るかぎり心理学会の中でも高名な人らしい。

会場は200席ほど。

ご老人が中心だがほとんど満席だった。

講演内容はというと、「予言」、「虫のしらせ」、「デジャビュー」、「占い」、「臨死体験」、「幽体離脱」、「ドッペルゲンガー」、「ラップ音」、「心霊写真」、「テレパシー」、「人魂」、「オーパーツ」、「エクトプラズム」などなど・・・いわゆる超常現象といわれるメジャーなものからマイナーなものまで列挙してすべてを科学で説明した。


実に興味深い内容であった。

なるほど〜と思うのもあったのだが、「う〜ん」と納得ができない説明もあった。

例えば、臨死体験や幽体離脱は「脳の酸素不足」による幻覚が原因だそうだ。本当か?

ドッペルゲンガーは「対象化された自己が実体として知覚され・・・」が原因。

デジャビューは「記憶の構成的性格の現われ・・・」が原因。


ダメだ・・・まず何言ってるのかまったくわからん・・・


しかしこの教授、
「超常現象を歴史的にみると、天文学は占星術、科学は錬金術が母胎になってる。残念ながら今は超常現象のすべてが科学で説明することはできないが研究を重ねることで今後の科学の発展につながる」とかなり謙虚な姿勢。


古代から超常現象は存在していた。確かに科学が発展することで超常現象の領域は狭くなった一方で科学の領域が広くなっている。ただし狭くなったとはいえ現代の科学では解明できないこともあるのだ。

超常現象を真っ向から否定する傲慢な態度の某教授とは違うところに好感が持てた。


教授が講演を終えて質疑応答タイム。

すでに「場」の空気は超常現象は「科学で説明できる」という雰囲気で充満している。

しかし、ここは大阪である。


まず一人目のお婆さん。


お婆さん:「先生、私は小学校4年生の頃にフワフワ浮いている人魂を見ましてん。ほんでその人魂は不思議と恐怖心が無くてワーって付いて行ったら・・・・







近所の葬式の家に入って行きましてん!」


教授はこの90分の講演はなんだったんだという感じで苦笑い。


教授「昔は土葬が主流でしたが遺体の対内からでるガス(リン)が燃えて人魂になったという説があります。ただね・・・その人魂が葬式に入ったってのは、何というか科学者の立場としては・・・」

科学者らしい回答。ただ相手がご老人ということもあり、教授もハッキリとは否定できない様子。



しかし、この人魂の目撃はまだまだ序の口。


その後の質問者に教授はガクゼンとする。





お爺さんが手を挙げる。



お爺さん:「先生・・・ワシは先月











壁をすり抜けて隣の部屋に行くことができきましてん!」


教授は顔が青くなり汗が出ている。


お爺さん:「なんか、不思議なことに、この日は壁が半透明やって向こうが見えてましてん。ほんで壁の中、通れるかなっ思ってやってみたら隣の部屋にすーっと行けましてん。まず頭から入って最後に足・・えらい婆さんがびっくりしてましたわ!」
教授がポケットからハンカチを取り出し額の汗を拭いている。


お爺さん「また、違う日は信号無視してもうて、車にひかれる瞬間にワシの体をすり抜けて車が走っていきましたわ」


本当に善良で誠実そうなお爺さんで嘘はついていないようである。


俺は教授がなんて応えるか楽しみになった。

まさか、この世のあらゆる物体は分子でできているので、ごくまれに分子と分子の間を擦り抜けて・・・と言うのかな・・・・



教授はグっと水を飲みほすとお爺さんの方に向かって一言















教授:「いや〜、不思議なことって世の中にはあるんですよね〜」


最後の最後に超常現象の勝ち!


この90分の講演はなんやったんやろうか。






posted by ぺっくん at 02:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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