あけましておめでとうございます。
この正月は何をしてたかというと、仲良し3人組で旅行に行ってきた。
古くからの「白笑店」読者は覚えていると思うが、仲良しメンバーとは「むにゅ」と「よんよん」である。
超久々の3人旅行で実に5年ぶりである。
※「むにゅ」「よんよん」については2005年8月 白笑店「旅行に行ってきました」を参照。
http://peku.seesaa.net/article/6112641.htmlあれから5年たったので彼らの今を軽く紹介。
『むにゅ』
将来を有望されるDB界のサラブレッドで数々の伝説を残した男・・・・であったが、自分の将来について「太ったお爺ちゃんはいない」との言葉に心底震えあがり、鬼のダイエットを敢行した結果、小学男児一人分くらいの体重を落とした草食系男子。
安田大サーカスのヒロみたいな重量級女子柔道部員がたくさん住むアパートで一人暮らしのため、ある意味、防犯・治安については安心だそうだが、夜な夜な隣の部屋から聞こえる柔道部カップルの寝技の攻防に辟易している。
『よんよん』
相変わらず音楽をこよなく愛する渋くかっこいい男。
ツイッターでたまに面白いことをつぶやくのが、むにゅの楽しみの一つになっている。
酒飲みたいな〜って思ったときに真っ先に俺の頭の中に浮かぶ男の一人で何時間飲んでても飽きることはない。
彼のおもしろリアクションは俺のドSな部分をこれでもかってほど出してくれる。
総じてこの5年。
外見と加齢臭以外は変化がない仲良し3人組。今回の旅行は、「クエ鍋を食いに行こう」という大枠を決めてやはり今回も行き当たりばったりの旅行となった。AM9時に集合。AM10:30分頃、現地到着旅館でのクエ鍋は夜なので、夜まで相当の時間がある。
行き当たりばったりの旅行のため、特に行く場所やスケジュールを決めていない。
どこ行く〜?どこ行く〜?どこでもええで〜久しぶりのグダグダ感が満載の旅行。『和歌山やったら、やっぱり和歌山城ちゃうん?』という、ざっくりした提案にとりあえず全員が賛同し和歌山城に到着。
もう、いかに和歌山城に対する興味が無いのかを背中が語っている。
立派な和歌山城。
なぜか城内に設置されたアヒル小屋
アヒルをボ〜っと見つめる。なんで朝9時に集合したんやろ・・・・
ちなみにお城よりもアヒルを見てた時間の方が長い。誰一人「天守閣に登ろう」という提案も無く、徳川吉宗の一言も触れることも無いまま、お城を後にする。
『和歌山やったら、やっぱり和歌山ラーメンちゃうん?』というこれまた、ざっくりした提案に賛同し、和歌山ラーメンを探す。
しかし1月3日でたいがいのお店がお休み。雑誌でラーメン屋を探し、片っぱしから電話。
営業をしているというお店に直行。

備長炭を使用した珍しい和歌山ラーメンの定食を注文。
炭だけあってラーメンの麺が真っ黒。
サラダのドレッシングまで真っ黒。
なぜか水まで真っ黒。何から何まで備長炭の「黒さ」にこだわったお店であっただけに太ったアルバイト店員の肌の「白さ」が妙に残念に思えた。味は抜群に美味しく3人とも夢中で食した。
昼飯は食ったが、夜までまだまだ時間があるわけであるが、何も予定を決めていない。
『和歌山やったら、やっぱり温泉ちゃうん?』…って本当かどうかわからない提案にとりあえず賛同し和歌山市内からなぜか有田市の温泉に向う。

お正月なのにお客さんが多い。

温泉好きな俺とヨンヨンは意気揚揚と温泉に向かう。ちなみに、むにゅはあまり温泉が好きではない。理由は「熱いから」だそうだ。
3人一緒に温泉に入る。
露天風呂にゆっくりつかり山の景色を眺める。なんというか、露天風呂って心身の充電に持ってこいだと俺は個人的に思ってる。
美しい山の景色から脱衣所に視線を移すと
むにゅがすでにバスタオルで体を拭いていた。早っ!!!!
サウナと温泉でたっぷり汗を流した俺とよんよんはビールで乾杯。
格別の一杯である。
奥でむにゅは、かなりの待ち時間をiphoneで遊んで退屈しのぎをしていた。
いよいよ旅館に向かう。
和歌山市内まで帰省渋滞に巻き込まれたり、途中のスーパーでお酒を調達したりで、なんだかんだで日が落ちてきた。

旅館に到着。
見るからに「名物女将」的な人に元気に迎えられる。
女将:「あんた達、今日はオンリーワンだからね!」どうやら、お客さんは俺達だけという意味らしい。
車中で
「女子大生だけで旅行にきてるグループおったらヤバイよな?」とキャッキャと騒いでいただけに、若干、落胆の表情がうかがえる独身組。
すぐに食事のお願いをする。
なんといってもクエ鍋がこの旅行のメインである。

鍋以外の料理も手作りが多くすごく美味しい。
ただ、名物女将はさすが関西の人だけあって話し好き。
女将「ほんま、大阪の兄ちゃんが来ると話が止まらんわ!」ずっと俺達の横に立って話が止まらない。
有名人が店に来たり、映画やドラマのロケにも使われたりで、女将と有名人との記念写真のアルバムを見せながらずっとしゃべる。
女将「これは、女優の○○さん、すっぴんやから誰にも見せたらあかん言われたけど、みんなに見せてんね〜ん(笑)、ほんでこの写真は俳優の○○さん、ほんまにこの人は悪い人でね・・」ってな感じで有名人との記念写真を見せるのはいいんだが、女優の○○さん、俳優の○○さん、歌手の○○さんって教えてくれるのはいいんだけど、すべての写真に必ず
「・・・ほんで、これが私」アンタはええねん!!ってツッコミをグっと堪える。女将との攻防のおかげで肝心なクエ鍋の写真を取り損ねる・・・
美味しいクエ鍋に3人とも大満足。女将もちょっとウザいとこあったけどええ人でした。
お腹いっぱいになった後、部屋に戻る。
びっしり並べられた3枚の布団に絶句。なんか照れくさい気分になるのはなぜだろう・・・・だけど「みんなどこで寝る〜?」って寝場所を決めるのは、オッサンになった今でもなんだか嬉しい、一人っ子の俺。
寝るにはまだまだ早いということで、さっそく買い込んだお酒を広げて酒盛りタイムとなった。
旅行で飲む酒ってなんでこんな楽しいんだろうか、あっという間に焼酎の瓶が空になる。
「むにゅ」も「よんよん」も独身男。
自然と話は恋話で盛り上がっていき、まるで見た目は中年なのに、内容は中3の修学旅行みたいになってきた。
しまいには、「もし明日、目が覚めたら誰の顔になりたい?」
「おれ、キムタク!」
「おれ、小栗旬」
「おれ、ウォンビン」
「あ!じゃあ、おれもやっぱりウォンビン!」
って小学6年の林間学校のような話になってきたとこで、むにゅが小腹が空いてきたからカップラーメンを食べたいとのこと。
すると、ムニュが「しまった!」と大声を張り上げる。ラーメンを買ったのはいいが、割り箸をもらってくるのを忘れたという。しかし、さすが元DB界のサラブレッドである、こと「食べる」ことに関しては、一休さんよりもトンチがきく。
急きょ、歯ブラシバシ(箸)を作成。そんなんで本当に食えるのか?って心配したんやけど
普通にマイ箸みたいにアグレッシブに食えてた。
ほんで、食ったあと必ず満足そうに横になるムニュ。
・・・こいつ絶対にDBに逆戻る(リバウンド)と思ふ。
で、ひとしきり飲んで話してで就寝。
次の日の朝もやはりどこに行くかの計画もないため、チェックアウトをすませて、旅館のあたりをブラブラ。
なんと樹齢1000年の御神木を祭っている小さな神社を発見。

俺は基本的に御神木の不思議なパワーを信じて疑わない。
スピリチュアル的なことが大好物な俺とムニュのパワーを頂戴するの図。その後も、近くのお寺に参拝。


のんびりしたすっごく心地よい場所である。

パワースポット的な不思議な空気感もあった。
・・・・もはやいったい何の旅行なのかわからなくなってきてる三人。
ってなわけで他に行くとこもなく午前中のうちに大阪に帰宅。最後の最後までグダグダ感が否めない旅行だったけど、やっぱり仲良しの仲間で行く旅行ほど楽しいものはない。本当に毎年行きたいくらいであるが・・・・
もう、和歌山は何も無いから止めような!